メディア情報
開北子ども見守り隊の活動が静岡新聞に掲載されました
ハートフルホーム開北(以下開北)では入居されているお客様に生きがいをもって生活して頂けるよう、様々なアイディアを日々職員で出し合っています。今回は部屋にこもりがちになってしまった入居者でいらっしゃる岡様が、笑顔で日々を過ごして頂けるように、開北で取り組んだ内容をご紹介させて頂きます。
開北子ども見守り隊の活動中の岡様
開北子ども見守り隊の結成
岡様の笑顔の為にはまず岡様の好きなことを知ろうと考え、ご家族様に確認をしたところ「子供が好き」という情報を頂きました。そこで朝や夕方の登下校の時間に、近隣の小学校の生徒さんが開北の前を歩いて通学していることを思い出し、地域の見守り隊のようなものが出来れば岡様の生きがいの一つになり、笑顔を取り戻せるのではないかと考えました。早速ご家族様や小学校に確認し、許可をいただき、「開北子ども見守り隊」を結成することが出来ました。
岡様と息子様、お孫様の3世代によるスリーショット
生活リハビリの一環
「開北子ども見守り隊」を始めるにあたって、まずは体力作りから始めました。開北から見守り隊の着任場所までの距離は350mあります。往復の歩行と着任中に立っていられる体力を鍛えるために、施設内を歩いて体力作りをしました。決して無理はせず、着任の日は車いすを準備してから現地に向かいました。
いよいよ活動開始
着用している安全反射ベストの文字は、女性のお客様が縫い付けて下さいました。「頑張ってね」と黄色い声援を背に、いざ出発です。
元気な子ども達の姿を見守ります
下校する開北小の児童らに交じり、孫の知幸君が岡さんに駆け寄ってきます。「じいじ、ただいま」数分の会話の後、岡さんは、「気をつけて帰れよ」と送り出します。「楽しいよ。かわいい」と目を細め、お孫様の後ろ姿をいつまでも見届けます。「孫に会いたい」という希望を叶えることにより、生きがいをもって生活していただけるようになりました。
アクタガワでは、開北だけでなく、他の施設においてもこのような活動を続けていきます。なお、この活動について、静岡新聞社様に取材頂き、3月14日の静岡新聞朝刊に掲載されました。以下からも記事を確認できますのでぜひご覧ください。