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きっかけ

F様　89歳　女性　要支援２ 現在一人暮らしのF様。ご主人の介護をしながら暮らしていましたが、ご主人が逝去された後、気持ちの落ち込みが大きく、また加齢に伴い、長い距離を歩くことが大変になりました。地域包括支援センターに相談して介護認定を受けた結果は要支援２でした。

本人・ご家族の希望

近所には昔の仕事仲間も多く、F様はできるだけこのまま自宅での生活を続けていきたいと考えていました。市内に住む長男・長女も、無理に施設に入らなくても本人が望むなら、できるだけ自宅での生活を支えたいと考えていました。

サービスの利用開始

89歳と高齢ですが、できることは自分でしたいと考えているF様は調理や洗濯、掃除なども自分で行っています。外出が大変だと訴えるF様に、シルバーカーを介護予防福祉用具としてレンタルしました。 また週2回、訪問介護のヘルパーに入浴と買い物の見守りをお願いすることにしました。

サービスを利用するようになって

ご主人を無くされ落ち込んでいたF様でしたが、ヘルパーが定期的に訪問し、一緒に買い物に行くことができるようになり、少しずつ日常を取り戻しているようです。最近は近所の友人と共に地域のS型デイサービスにも参加して楽しむと共に、自身の健康状態にも気を付けているようです。