【事例】安心してトイレを利用できるようになったT様
介護が必要となったきっかけ
T様 86歳 女性 要介護2 T様は一人暮らしです。夫が亡くなった直後に腰椎圧迫骨折で入院し、退院することとなりました。退院時は杖を利用して歩き、屋内では手すりを伝い歩きするような状態でした。介護認定の結果は要介護2でしたが、T様の収入は国民年金と遺族年金のみで施設入居は難しいと考え、自宅に戻ることとなりました。
本人・ご家族の希望
T様には姪がおり、近所に住んでいました。姪はそれまでも頻繁にT様宅を訪れていたため、買い物などの支援を協力してもらえることになりました。T様もできるだけ自分のことは自分でして、この家で暮らしていきたいと考えていました。
ケアマネジャーの提案
退院時のT様の状態からケアマネジャーが最初に提案したのが住宅改修でした。もともと家の中には手すりが多く設置されていましたが、玄関とトイレ内には手すりがありませんでした。そこでL字型の手すりをトイレ内に設置し、安全にズボンの上げ下げができるようにしました。寝室は2Fでしたが、1Fだけで生活できるように片付け、介護用ベッドを、外出用に歩行器をレンタルしました。 買い物や家事は週2回、訪問介護のヘルパーと一緒に行い、通所リハビリもも週2日利用してリハビリに取り組みました。
住宅改修が済んで
姪御様は一人暮らしのT様を心配していましたが、コンパクトに居住環境が整ったことで安心できるようになりました。T様もできることは自分でしたいという思いが叶い、喜ばれています。特に「下のお世話はされたくない」と話していたT様にとってトイレが安心できる環境になったのは嬉しかったようです。今はヘルパーが来て話をすることも楽しみの一つのようです。
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