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きっかけ

M様　女性　65歳　要介護４ ご自宅で息子様一家と暮らすM様は糖尿病から足が壊死（壊疽）してしまいました。そのため、ベッドから車いすやトイレへの移乗も介助無しでは難しい状態となってしまいました。

本人・ご家族の希望

M様はまだ若く、また、人の集まる場所が苦手なため、デイサービスの利用には抵抗がありました。また、ご家族様もそんなM様の気持ちを汲んであげたいと考えていました。ケアマネジャーはM様、ご家族様の意向を考慮し、ホームヘルパーによる入浴と訪問看護によるリハビリで、ご自宅で過ごすことを中心としたプランを作成しました。

サービスを利用して

M様の訪問介護は週2回、訪問看護は週3回の利用となりました。 訪問介護ではヘルパーが入浴介助を行っています。入浴介助の前は血圧と体温を測定し、体調に問題がないことを確認します。レンタルしたシャワーキャリーに移乗してもらい浴室でシャワー浴の介助、入浴後はご自身で足の患部の処置はできるので、そのサポートもしています。 ヘルパーがいることで安全に入浴し、清潔の保持ができると共に、人と接する機会の少ないM様にとっては大切なコミュニケーションの機会となっています。今はヘルパーと毎週欠かさず見ているTV番組の話をするのが楽しみになっているようです。