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サービス利用のきっかけ

H様　72歳　男性　要支援２ H様は一人暮らしです。結婚歴は無く、70歳まで仕事をしていましたが、脳梗塞で倒れたことを機に、自宅でのんびりと生活するようになりました。脳梗塞の後遺症は軽く、手足に軽いしびれがある程度で、近所に住む妹夫婦が何かと支援してくれますが、介護保険を申請したほうがいいだろうということになり、結果、要支援2と判定されました。

本人・ご家族の希望

H様は「独り身だからね、どこにいようと一緒だけど、施設はまだいいかな。もう少しこの家でゆっくりするよ」と話していたため、それに合わせたプランを作成することにしました。

サービスの利用開始

H様は片付けが苦手な様子で、部屋の中はあまり片付いていませんでした。そこで訪問介護のヘルパーには掃除と洗濯を中心にお願いすることにしました。週2回訪問し、少しずつ部屋を片付け、洗濯をすることを目的に伺いつつ、健康状態を確認するようにしました。

サービスを利用するようになって

「ヘルパーが来るようになって部屋がすっきりしたよ。あの人たちはよくやってくれるね。」とH様は嬉しそうに話します。H様はヘルパーさんと話をすることも楽しみだった様子でした。そこで、「デイサービスに行ってみませんか？H様と同じような生活をしている方もいるので、話が合う方もいると思いますよ」と勧めてみました。当初デイサービスにはあまり乗り気でなかったH様でしたが、ヘルパーとの会話がきっかけで気持ちに変化が現れた前向きになれたようです。今ではデイサービスに行くことが楽しみの一つになっているようです。